February 8, 2014

自動運転車が普及すると渋滞激増!!

最近何かと話題の自動運転車。ドライバーが運転しなくても自動で走る、という素晴らしい技術ですが、都心では更なる渋滞の原因となりそうです。


例えば、片側2車線の首都高。

左車線を60km/hでのんびり走るクルマがいて、追い越し車線は100kmで順調に流れているとします。そこへ左車線を80kmで走るクルマが来ると、60kmのクルマを追い抜こうとして追い越し車線に出てきます。
大抵の場合は追い越し車線の空気が読めず、そのまま80kmで追い越し車線をチンタラ走り始めるか、頑張ってもせいぜい90km。後ろに連なるクルマは当然ブレーキを踏むことになり、このブレーキの負の連鎖が渋滞を巻き起こします。

おそらく、自動運転車は前のクルマを追従する設定になっているはずです。つまり、低速(この例では60km)で走るクルマがいると、その後ろに自動運転車の列が出来ます。これが「第一の渋滞」です。

次に、その第一の渋滞に耐えかねて隣の追い越し車線に出ようとするクルマが増えます。この過程で更なる渋滞の発生を避けるには、追い越し車線に出てくる前に100kmに到達している事が必要ですが、自動運転車にその機能が搭載されていない場合は、追い越し車線に「第二の渋滞」が発生し、2車線共に渋滞してしまいます。

自分のレーンの流れを読むことは自動運転車でも容易に出来るでしょう。車載レーダーで前と後ろのクルマの速度を検知すればいいからです。しかし、隣の追い越し車線のクルマの流れを正確に把握するには、高精度GPSやクルマ間の通信などで前後左右全てのクルマの位置情報・車速を正確に把握する必要があります。普通車と自動運転車が混在する当面の間はこれを実現する事は難しく、第二の渋滞が発生してしまいそうです。


そして、最悪のシナリオは、法定速度を超過しないように自動運転システムに速度リミッターを組み込む事が義務付けられた場合です。いかにも日本人(の役人)がやりそうな事です。

普段は空いている道路が渋滞しているので何事かと思ったら、法定速度で走るパトカーが渋滞を引き連れて走っていたという事が今でも良くあります。これと同じ事がそこらじゅうで起きるのです…。

法定速度を守る事は重要ですが、状況や空気を読まずに遵守すると、不要な渋滞が増えてしまいます。(関連過去記事:国家公安委員長が交通違反取り締まりに「おかしい」と苦言

法定速度を改定しようとする動きも出るかもしれませんが、法定速度の低さが渋滞の原因になっている事を国が認めるのは、自動運転車の普及よりも遅いでしょうから、その間は渋滞が増加します。

万が一改定されても、標識や道路のペイント塗り替えで莫大なお金がかかりますし、そのための工事でまた渋滞します。

さらには、工事にかかる費用を捻出するため、交通違反の取り締まりが余計厳しくなるかもしれません。

考え出すとキリがないですが、渋滞、渋滞と書いていたら憂鬱になってきたので、今日はこの辺にしたいと思います(笑)




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